三十三間堂(蓮華王院) ・宗 派 天台宗 ・歴 史 1164年後白河天皇の命で平清盛が造る その後五重塔なんぞは震災により損失 現在残っている本堂も1266年に再建されたもの。 ・中 身 千手観音坐像 千手観音立像×1000(各地博物館へ貸し出しているので実際は995くらい) 雷神像 風神像 観音二十八部衆、1.那羅延堅固・ならえんけんご[仁王、阿形、28.密遮金剛と対] 2.大弁功徳天・だいべんくどくてん[12.鬼子母神の娘、16.毘沙門天の妃、20.婆藪仙と対] 3.緊那羅王・きんならおう[24.帝釈天や16.毘沙門天に仕える音楽神、天竜八部衆の第七] 4.金色孔雀王・こんじきくじゃくおう 5.大梵天王・だいぼんてんのう[ブラフマン、24.帝釈天と対] 6.乾闥婆王・けんだつばおう[3.緊那羅とともに24.帝釈天に仕える音楽神] 7.満善車王・まんぜんしゃおう 8.沙羯羅王・しゃがらおう 9.金大王・こんだいおう 10.金毘羅王・こんぴらおう 11.五部浄・ごぶじょう[地界の閻魔と対応して天界を支配] 12.神母天王・じんもてんのう[鬼子母神] 13.東方天・とうほうてん[四天王持国天、6.乾闥婆を眷属とする] 14.毘楼勒叉・びるろくしゃ[四天王増長天] 15.毘楼博叉・びるばくしゃ[四天王広目天] 16.毘沙門天・びしゃもんてん[四天王多聞天、2.吉祥天の夫] 17.迦楼羅王・かるらおう[天竜八部衆の第一、ヴィシュヌ神の乗り物] 18.摩和羅女・まわらにょ 19.難陀龍王・なんだりゅうおう 20.婆藪仙人・ばすせんにん[2.功徳天と対] 21.摩醯首羅王・まけいしゅらおう 22.毘婆迦羅王・ひばからおう 23.阿修羅王・あしゅらおう 24.帝釈天王・たいしゃくてんのう 25.散脂大将・さんじたいしょう 26.満仙人・まんせんにん 27.摩「目侯」羅王・まごらおう[3.緊那羅とともに24.帝釈天に仕える音楽神、天竜八部衆の第八] 28.密遮金剛・みっしゃこんごう[仁王、吽形、1.那羅延堅固と対、バサラ] ・感 想 いっそのこと千人の千手観音の記憶が残らないほどに個性豊かな28部衆が気になる。 ごつい阿修羅には未だお目にかかったことがない。修理中って! おじいちゃん婆藪仙人にもお目にかかれなかった。修理中って…! 裸にスカーフという斬新なファッションの乾闥婆 昔の格さんに似てる毘楼勒叉… その他もろもろさまざまな楽器、武器などのアイテムを持ち好きな服を着て好きにポーズをとる28部衆から目が離せない! ちなみにメインの千手観音はどこの千手観音よりもスタイルが良くてスマート。 ちゃんと28人バッチリ決めている写真集を買った。みなさん写真うつり良すぎ。 本堂の柱と柱の間が33だとか 真ん中の千手観音の背面にももう一人千手観音が隠れているとか 自分や大切な人に似た観音様がひとりはいるだとか 色々有名なお話はあるけどもうどうでもいいや。 ・御 朱 印 有り 本堂の真ん中でいただけます。 ・拝 観 料 600円 ・拝観時間 8:00〜17:00(冬場は9:00〜16:00) ・場 所 京都市東山区 お京阪七条駅から徒歩5〜10分程度 京都駅から徒歩15〜20分程度 でも市バスなら目の前で降りられる 京都国立博物館のお向かいさん ・公式HP なさげ 戻る